「わたしが墓に下るならば、 わたしの死になんの益があるでしょうか。 ちりはあなたをほめたたえるでしょうか。 あなたのまことをのべ伝えるでしょうか。
「わたしが墓に下るならば、わたしの死になんの益があるでしょうか。ちりはあなたをほめたたえるでしょうか。あなたのまことをのべ伝えるでしょうか。
「主よ、私を殺したって、一文の得にもなりません。 生きていてこそ、友人の前で あなたをたたえることができるのです。 墓に埋められたら、どうしてあなたの真実を 世間に知らせることができましょう。
主よ、わたしはあなたを呼びます。 主に憐れみを乞います。
「死んだら 墓場に下ってく 死の深い落とし穴 そこから あなたを讃えれる? あなたの凄さ 忠実さ 伝えようにも 伝わらない ここでは何も話せない!
わたしは死ぬことなく、生きながらえて、 主のみわざを物語るであろう。
死においては、あなたを覚えるものはなく、 陰府においては、だれがあなたを ほめたたえることができましょうか。
わたしは声をあげて神に呼ばわり、 わが舌をもって神をあがめた。
すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。
陰府は、あなたに感謝することはできない。 死はあなたをさんびすることはできない。 墓にくだる者は、 あなたのまことを望むことはできない。